資産配分の見直しを
「資産運用」という響きに、株を連想し、バブル崩壊やギャンブルのような「アブないイメージ」をお持ちの方も多いでしょう。
たしかに、日本の株式(日経平均株価)はバブル崩壊後、長期目線でも大きな上昇は見られません。
一方で、さきほど述べたとおり、米国人が資産の半分以上を資産運用に振り向けられるのは、自国の株式が長期目線でしっかり上昇しているからだと考えられます。
ITバブル崩壊やリーマンショックなど、数々の危機を乗り越えて上昇してきた過去から、投資に対する恐怖心が日本人より強くないのかもしれません。
私たち日本人でも、今やグローバル企業の製品やサービスを使うことは当たり前となりました。
日本の株式にこだわらず、そうした世界で活躍する株式に分散して資産運用をすることを、私たちも検討してもいいかもしれませんね。
金利のつかない預貯金のほんの一部分でも、資産運用に振り向けて、老後資金を少しでも増やす行動をはじめてみませんか。