“THE日本人”の資産バランス! ~50代世帯の貯蓄の内訳大解剖!~
50代世帯の貯蓄平均額である「1684万円」を、金融資産の種類別に分解すると、以下のようになります。
二人以上世帯の金融資産保有額別の分布
(金融資産非保有世帯含む)
- 預貯金:633万円(うち定期性預貯金 381万円)
- 金銭信託:18万円
- 生命保険:350万円
- 損害保険:44万円
- 個人年金保険:146万円
- 債権:96万円
- 株式:189万円
- 投資信託:113万円
- 財形貯蓄:86万円
- その他:10万円
金融庁「家計の安定的な資産形成に関する有識者会議(2017年)」の説明資料によると、一般的な日本の家計における金融資産の内訳は、半分以上が預貯金、約3割が保険や年金、残りが株式や投資信託などの資産運用となっています。
50代二人以上世帯は「THE日本人」の資産バランスであることがわかりました。
ちなみに、家計の金融資産の半分以上が株式や投資信託である米国では、家計の金融資産は1995年からの20年間で、約3倍に増えています。(日本は1.15倍)
「貯蓄の中身」が、資産を増やす重要なポイントであるといえそうですね。