クリスマスシーズンに欠かせない、赤い華やかな花といえば「ポインセチア」を思いつく人も多いことでしょう。
なぜポインセチアはこんなにポピュラーな存在となり、クリスマスの定番として飾られるようになったのでしょうか?
今回は、クリスマスを彩るポインセチアについて、またポインセチアとクリスマスの関係について紹介します。
ポインセチアはどのような植物?
最初に、ポインセチアがどのような植物なのか紹介しましょう。
【ポインセチア】
- トウダイグサ科トウダイグサ属
- 常緑低木
- 原産:中南米、メキシコの山地
- 参考価格:500円前後(3号ポット)、3000円前後(5号鉢)
名前の由来
ポインセチアは19世紀にアメリカの初代メキシコ公使ジョエル・ロバーツ・ポインセットが「冬に咲く赤い花」を母国に持ち帰ったことから広まりました。
ポインセチアという名前は、このメキシコ行使ポインセットにちなんで名付けられたものです。
ポインセチアが日本に入ってきたのは明治時代。
ポインセチアの赤い花は、大酒飲みで顔が赤い伝説の動物「猩々(しょうじょう)」に似ているということから、猩々木(ショウジョウボク)という和名で呼ばれていました。
現在この和名は、ほとんど使われていないのはご存知のとおりです。