時価総額ランキング上位4社の業績を比較!同業でもここまで違う!
ここで、4社の売上高の四半期ベースでの推移を見てみましょう。なお、トヨタ、ホンダ、日産は会計方針上、厳密には「営業収益」ですが、簡便的に「売上高」と記載しています。
こうして見ると、2021年3月期1Qに売上高が大きく落ち込んだのは4社共通ですが、トヨタとホンダについてはその後すぐ持ち直し、コロナ禍前の水準を安定して取り戻しています。とりわけ、トヨタに至っては若干ではありますがコロナ禍前よりも売上高が増えていますね。
一方、日産とSUBARUについてはもともと四半期ベースでの売上高のブレが大きいことから、どの程度持ち直しているのかがわかりづらい状況となっています。日産についてはコロナ禍前から緩やかに減収が続いていたこともあって、ある程度の持ち直しは見えつつも従来からの減収トレンドが継続しているように見えます。