乾燥は苦手
冬は空気が乾燥している上に、室内は暖房でよりいっそう湿度が下がります。ミントは乾燥が苦手なので、冬でもときどき水を与えましょう。

ただしやり過ぎには要注意。夜間に冷えることもあるので、かえって株を傷めてしまいます。暖かい日中であれば、霧吹きで葉にサッと水を吹き掛けるのもおすすめです。

ローズマリー

ローズマリー(Antigoni Lekka/Shutterstock.com)

  • シソ科マンネンロウ属
  • 常緑低木
  • 草丈:30センチ~200センチ(品種による)
  • 参考価格(ポット苗):200円~300円

幅広い用途
ローズマリーは昔から人々の暮らしの中でよく利用されてきました。

清涼感のある強い香りを活かして、料理や芳香剤として使われる一方、薬草としての利用価値もあります。また、強力な抗酸化成分があるといわれ、若返りのハーブと呼ばれるほど。

室内で育てれば、葉をちぎって料理にもすぐ使えるのでとても便利です。

ドライフラワーにもなる
ローズマリーは乾燥にとても強いハーブ。ドライフラワーにすると、生のローズマリーより香りがさらに強くなります。

ヨーロッパでは神秘的な力をもつハーブとして有名で、リースにして魔除けとして掛ける習慣もあります。

魔除けとまではいかなくても、ローズマリーはリースやスワッグにしてもおしゃれ。クリスマスや新年を迎える際に、ドライのローズマリーを室内に飾ってみてはいかがでしょうか。

育て方が簡単
ローズマリーはさほど手をかけなくても、また多少水やりを忘れても大丈夫で、初心者が初めて育てるのにおすすめのハーブです。

立性とほふく性があり旺盛に生長するので、適当な大きさで剪定しましょう。立性でよく茂っているものは、トピアリーのようにお好みの形に剪定するとオシャレなオブジェにもなりますよ。