ハーブは冬の家庭菜園には向いていないのでは?と思っている方も多いかもしれません。

実は、ハーブのなかには冬の寒さに耐えて春まで元気に育つ品種があります。今回は冬でも元気に育ち、室内でも育てられるおすすめハーブを3種ご紹介します。

北風が吹く寒い冬、ハーブの生き生きとした緑に心もほんわか温まりますよ。

冬でも元気に育つ!おすすめハーブ3選

ミント

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ミント(Juta/Shutterstock.com)

ミント(Juta/Shutterstock.com)

  • シソ科ハッカ属
  • 多年草(まれに一年草)
  • 草丈:20センチ~100センチ(品種による)
  • 参考価格(ポット苗):200円~300円

品種や香りが豊富
ミントには約40種もの品種があり、それぞれに香りが異なります。

たとえばペパーミントはピリッとした清涼感のある香り、スペアミントはやや甘さのある爽やかな香り、アップルミント、パイナップルミント、オレンジミントは、まさにそれぞれの果実の香りなど。

モヒートミントはカクテル「モヒート」を作るときに使われ、ペニーロイヤルミントは犬や猫のノミ除けになるハーブで、ミントの品種によって用途もさまざまです。

強靭な性質
ミントはとても生命力が強く、生育も早いハーブです。ランナーを伸ばしてアッという間に広がり、土と接触したところからまた新たな根を出します。

直径が大きい植木鉢に植えても増やしてもよいですし、摘み取った茎をコップで水挿ししておくと、また新たな株が作れます。

コンパクトに育てたい人はこまめな剪定が必要になります。収穫もかねて適宜切り戻しましょう。

乾燥は苦手
冬は空気が乾燥している上に、室内は暖房でよりいっそう湿度が下がります。ミントは乾燥が苦手なので、冬でもときどき水を与えましょう。

ただしやり過ぎには要注意。夜間に冷えることもあるので、かえって株を傷めてしまいます。暖かい日中であれば、霧吹きで葉にサッと水を吹き掛けるのもおすすめです。

ローズマリー

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ローズマリー(Antigoni Lekka/Shutterstock.com)

ローズマリー(Antigoni Lekka/Shutterstock.com)

  • シソ科マンネンロウ属
  • 常緑低木
  • 草丈:30センチ~200センチ(品種による)
  • 参考価格(ポット苗):200円~300円

幅広い用途
ローズマリーは昔から人々の暮らしの中でよく利用されてきました。

清涼感のある強い香りを活かして、料理や芳香剤として使われる一方、薬草としての利用価値もあります。また、強力な抗酸化成分があるといわれ、若返りのハーブと呼ばれるほど。

室内で育てれば、葉をちぎって料理にもすぐ使えるのでとても便利です。

ドライフラワーにもなる
ローズマリーは乾燥にとても強いハーブ。ドライフラワーにすると、生のローズマリーより香りがさらに強くなります。

ヨーロッパでは神秘的な力をもつハーブとして有名で、リースにして魔除けとして掛ける習慣もあります。

魔除けとまではいかなくても、ローズマリーはリースやスワッグにしてもおしゃれ。クリスマスや新年を迎える際に、ドライのローズマリーを室内に飾ってみてはいかがでしょうか。

育て方が簡単
ローズマリーはさほど手をかけなくても、また多少水やりを忘れても大丈夫で、初心者が初めて育てるのにおすすめのハーブです。

立性とほふく性があり旺盛に生長するので、適当な大きさで剪定しましょう。立性でよく茂っているものは、トピアリーのようにお好みの形に剪定するとオシャレなオブジェにもなりますよ。

タイム

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タイム(nnattalli/Shutterstock.com)

タイム(nnattalli/Shutterstock.com)

  • シソ科イブキジャコウソウ属
  • 常緑低木
  • 草丈:5センチ~30センチ(品種による)
  • 参考価格(ポット苗):200円~300円

さまざまなタイプ
タイムには上に伸びる立性と、カーペットのように広がるほふく性のタイムがあります。

爽快な香りのコモンタイム、甘い香りのフレンチタイム、オレンジの香りがするオレンジバルサムタイムなど、香りの種類もさまざまです。

日本原産のイブキジャコウソウもタイムの仲間で、滋賀県の伊吹山に多く自生していることからこの名前が付きました。

可憐なのに屈強
4月~6月になると可愛らしい花も咲きます。数ミリの小花が一面に、または丸く集まって咲く様子はとてもキレイです。

さらに花の可憐さからは想像できないほど強い性質があり、多少踏まれたくらいでは枯れることはありません。

むしろ、踏まれることでより一層強い香りを漂わせるくらいの強健さ。冬の寒さにも十分耐える力を持っています。

多湿には注意
タイムは多湿には若干弱く、水の与え過ぎで枯れてしまうことがあります。

葉が混み合って茂るので、風通しを良くすることも大切です。葉が触れ合って窮屈そうにしていたら、ところどころ枝を切り取って空間を作ってあげましょう。

日当たりの良い場所に置くと土がジメジメするのも防げます。タイムは多湿にさえ注意すれば、病気もなくとても育てやすいハーブです。

まとめ

今回ご紹介したハーブのほかにも、冬でも安心して育てられるおすすめのハーブはたくさんあります。

北風が吹いて雪がちらつく寒い日でも、室内でゆったりとハーブのある暮らしを楽しんでみませんか。

家庭菜園のハーブで作った温かいハーブティーを飲みながら、次の春のガーデニングプランを立てるのもいいですね。

LIMO編集部