Q. 米国株式インデックスファンドとバランス型ファンドが向く人はどのような人でしょうか?
長期でリスクがとれる人、たとえば、年齢が若い人は株式のインデックスファンドでいいと思います。過去のリターンの実績を見れば株式が一番高いことが知られています。
一方、近いうちに資産を取り崩して使う可能性があるという方でリスクをコントロールしながら運用したいという人にはバランス型ファンドは向いていると思います。
ただし、先ほどもお話ししたように「資産X分法」という戦略が機能するのは平時であって、有事にはアクティブに資産配分を変えるようなバランス型ファンドを選ぶ方がけが少ないかもしれません。
これらもすべてリスクについてどう考えるかですので、その人の資産構成次第なので、万人に同じものはないと思います。
LIMO編集部
執筆者
LIMO編集部は、経済や金融、資産運用等をテーマとし、金融機関勤務経験者の編集者が中心となり、情報発信を行っています。またメディア経験者の編集者がキャリア、トラベル、SDGs、ショッピング、SNSなどについて話題となっているニュースの背景を解説しています。当編集部はファンドマネージャーや証券アナリスト、証券会社・メガバンク・信託銀行にて資産運用アドバイザー、調査会社アナリスト、ファッション誌編集長、地方自治体職員等の経験者で構成されています。編集スタッフの金融機関勤務経験年数は延べ49年(589か月)で、メンバーが勤務していた金融機関は、野村證券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、日興証券、三菱UFJ銀行、三井住友信託銀行、日本生命、フィデリティ投信などがある。日本証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)、第一種外務員(証券外務員一種)、FP2級、AFP等の資格保有者が複数在籍。生保関連業務経験者は過去に保険募集人資格を保有。株式会社モニクルリサーチが運営(最新更新日:2024年9月30日)。