入居50年の場合はどうなる?
では、入居もしくは物件購入から50年で比較するとどうなるでしょうか。
持ち家<35年ローン返済+15年>
賃貸<入居から50年まで>
住宅ローン完済後の持ち家は最も重い負担である住宅ローンが無くなるため、ランニングコストが大幅に減少。賃貸は家賃と2年ごとの契約更新料は継続して必要なため、総コストが逆転する結果となりました。
持ち家は長年住む間にリフォームを行うなら、その分は自己負担する必要があるため、費用が大きく変わる場合があります。
同条件の家なら賃貸家賃が高い
一方で持ち家と賃貸で物件の条件が同じ場合、住宅ローンの返済額よりも賃貸の家賃のほうが高くなる傾向があります。これはオーナーの意向にも左右されますが、固定資産税や管理費、修繕積立金を反映させた家賃の設定が考えられるためです。
コスト面と物件のグレード面でみれば、持ち家と賃貸は一長一短の性格を持つといえるでしょう。