売るべき?持ち続けるべき?塩漬け投資信託を5分で断捨離できる超簡単整理術

copy URL

アクティブ投信の場合、チェックすべきはひとつです。それは「3年連続でベンチマークに負けていないか」です。年次運用報告書は企業でいえば決算書です。この決算書が3年連続で芳しくないと「問題あり」とみなされると思います。投信の良し悪しの判断基準もこれと同じです。

報告書の4ページ目か5ページ目あたりにある「最近5年間の基準価額等の推移」に示されている表を見てみましょう。ここで「分配金再投資基準価額騰落率」が「ベンチマーク騰落率」を3年連続で下回っていれば、運用会社のなかで何かがうまく機能していない可能性があります。

一般的に言って、プロの運用者であれば3年に一回は得意な相場が来るはずです。その時にしっかりベンチマークに勝つこと、できれば3年分累計でベンチマークに勝ち切ることが一流の証です。野球の打者の一流の基準が打率3割にあるのと似ています。

筆者の場合、今回二つの投信が3年以上連続で負け越しました。思い切った断捨離で現金を作り別の投信に乗り換えると決めました。

短時間で終わりますので、ぜひチェックをしてみてください。

参考:失敗しない投資信託の選び方:おさえるべき3つのNGと6つのポイント

椎名 則夫

参考記事

ニュースレター

メールアドレスをご登録いただくと、毎朝LIMOの更新情報をお届けいたします。
執筆者
椎名 則夫

早稲田大学政治経済学部を卒業後、東京銀行(現三菱東京UFJ銀行)入行。証券運用と法人融資に携わる。シカゴ大学MBA取得。フィデリティ投信に入社、中小型株全般、医薬品・ヘルスケア、保険、通信、インターネットの企業調査に従事。その後モルガンスタンレー証券にて株・クレジットのリスク管理業務を行う。日本証券アナリスト協会検定会員、CFA。