住宅資金・教育資金・老後資金は「人生の三大資金」などと呼ばれます。
働き盛りの現役世代の場合、住宅・教育にまつわるお金の準備の優先順位が高くなるケースがほとんどでしょう。ライフステージによって、世帯のお財布事情は大きく動きますね。
今回は「働く世帯」のお財布事情を、世代別に比較していきます。20代から50代までの勤労世帯の「貯蓄と負債」を整理していきます。
関連記事 年収400万円台「いわゆるふつうの世帯」の貯蓄平均
働く世帯の「お金事情」
総務省統計局が公表する「家計調査報告(貯蓄・負債編)―2020年(令和2年)平均結果―(二人以上の世帯)」によると、二人以上世帯のうち勤労者世帯の貯蓄現在高は1378万円、負債現在高は851万円です。
貯蓄平均額は1000万円のラインを超えていますね。貯蓄から負債を差し引いた純貯蓄額は527万円です。
また、勤労世帯の世帯主の平均年齢は49.7歳。つまり、住宅ローンや子育て費用が家計を圧迫しているケースが多く含まれていることが推測されます。
次では、この貯蓄と負債のようすを、20代から50代の各世代別に見ていきます。
著者
二種外務員資格(証券外務員二種)記者/編集者/校閲者/
【保有資格】
ニ種外務員資格(証券外務員二種)・相続診断士・認知症介助士・終活ガイド資格1級保有。
【経歴】
二種外務員資格や相続診断士などの資格を保有し、「お金とくらし」にまつわる情報を専門的かつ丁寧に発信する金融メディア編集者・ライター。
早稲田大学第一文学部史学科卒。人文・社会系一般書籍、中学・高校社会科教材、就職試験問題の制作関連業務で15年以上の経験を持つ。また、大手人材派遣会社における採用管理業務などの実務経験もある。
現在は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~』において、金融系メディアの編集者兼執筆者として、コンテンツ制作や編集を担当。
総務省「家計調査」・厚生労働省「厚生年金保険・国民年金事業の概況」・J-FLEC(金融経済教育推進機構)「家計の金融行動に関する世論調査」などの一次資料に基づくデータ記事の執筆に強み。
専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』でも記事執筆をおこなう。紙媒体での経験に加え、家族の介護を通じて得た知見を生かしながら、「お金とくらし」にまつわる情報を丁寧に発信している。(2026年7月9日更新)