加入者の平均年齢は44.5歳

年代別では40歳代と50歳代の加入率の高さが目立ちます。上記の第1号〜第3号までどの種別においても、40代は4割を超え、50代も3割~4割となっています。一方、30歳代は18〜25%程度、20歳では1%もありません。

加入者の平均年齢は、第1号加入者が46歳、第2号加入者と第3号加入者はともに44歳と、自分の老後を少しずつ現実的に考えるようになる年齢層の割合が多くなっています。

投資教育を受ける機会があるサラリーマン・公務員

ただし第2号加入者の場合は、第1号、第3号加入者と比べ、20歳代や30歳代の若年層の加入率が高くなっています。その一因として、勤務先に企業型確定拠出年金制度があることが考えられます。

企業型では、導入している企業に従業員向けの投資教育が義務付けられているため、第2号加入者は確定拠出型年金について勉強する機会があります。

そのため、投資教育を受ける機会がない第1号、第3号加入者(自営業・農業従事者やサラリーマンの妻など)と比べると、iDeCoに加入する心理的ハードルが高くないのでしょう。

毎月の掛金はいくらか?

掛金の拠出限度額

iDeCoの掛金は月々5,000以上1,000円単位で設定できますが、自身の加入資格によって上限額が決められています。各加入資格の拠出限度額は以下の通りです。

国民年金に加入している第1号加入者の上限額が月額6.8万円と最も高く、第2号加入者は勤務先の年金制度によって拠出限度額が月額1.2万円、2.0万円、2.3万円に分かれています。サラリーマンや公務員の配偶者である第3号加入者の上限は、月額2.3万円です(図表1参照)。

図表1:iDeCoの加入資格別 掛金の上限額(月額)

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注:DC:確定拠出年金、DB:確定給付年金、厚生年金基金、出所:「iDeCoの拠出限度額について」(iDeCo公式サイト)をもとに筆者作成