「年収600万円」なら手取りはどのくらい?
次に、年収600万円の方の「手取り収入」について触れます。ここで、「額面」と「手取り」はどのように違うのか、改めて確認しましょう。
「額面」と「手取り」は何が違う
■額面…勤務先から支払われる金額の合計
一般的に給与明細で「総支給金額」として記載されます。
■手取り…実際に受け取れる金額。
所得税や住民税、社会保険料などが天引きされたあとの金額です。一般的に給与明細で「差引支給額」に記載されています。
社会保険料や住民税は個人差がありますので、「額面の何割」とは一概にいうことはできません。実際には、手取りは総支給金額の75~85%程度となるケースが多いとされます。
では、「年収600万円」で計算してみましょう。
年収600万円の手取り計算
- 600万円×0.75=450万円
- 600万円×0.85=510万円
個人差による幅はあるものの、年収600万円の手取り額はおよそ450~510万円程度であるといえます。