年賀状を送る人を考える時に終活を一緒にやりきる

年賀状づくりは意外と面倒な作業ととらえている人が多いですが、昨年から続くコロナ禍で、年賀状が見直されています。直接会えない寂しさを埋めるために使用されているのかもしれませんね。

コロナ禍において、「人はいつ何が起こるかわからない、それは年齢に関係ない」という現実を突きつけられました。そのため終活という言葉も再び注目を浴びています。

よく、何歳から終活は始めるべきですか、と聞かれます。何歳からではなく、思い立ったら始めて下さい。その始め方の1つとして、間もなくやって来る年賀状づくりから始めて下さい。

左手側は今年の年始に届いた年賀状について宛名を上にして積みあげます。右手側には紙一枚とボールペンを持って準備完了です。左手でハガキの山を1枚ずつめくり右手でその年賀状の宛名の人がどのグループに所属しているかを考えて書き出してみてください。その作業を繰り返し、知り合い一覧表を完成させてください。

その上で、年賀状は出していないけれど必要な人を追加し、反対に年賀状は出しているけれど今回を最後にもう年賀状だけの関係に終わりを告げようという人を削除します。これらの作業も同時にやってください。これで本当の意味での知り合い一覧表が完成です。その後の発展は自由に進めて下さい。

終活の本当の意味を理解して、今を楽しく過ごす

終活は、「自分の人生が終わるとき、自分の人生の8割は楽しかった」と思えるように、思い立った今から後悔しない人生を歩むための準備です。お金のことや介護や相続のことも終活には大切ですが、それ以上に人間関係の整理も必要になってきます。

まずは年賀状づくりの時に、知り合い一覧表を作ることから始めてみましょう。

参考資料

夢のかけはし㈱ 秋口 千佳