S(社会):自社ポリシー定め健康・教育・不平等是正を積極推進

同社はSDGsの方針を軸に自社独自でサステナブル行動ポリシーを定め、幅広い社会貢献活動を展開しています。その中でも特に、中長期的に事業領域との関連性が高いと考える「社会福祉支援(ダイバーシティー促進)」「科学分野の発展」「健康増進」などに向けた取り組みに注力しています。

社会福祉支援では、社会におけるダイバーシティー対応促進による障がい者のQOL向上を目指し、障がい者の働く場づくりに取り組む社会福祉法人への支援や、各種NPO・NGOへの寄付活動などを行っています。

科学分野の発展では、財団を通じた科学技術振興に対する支援や、高等専門学校生を対象とした制御技術教育キャンプ、大学に客員教員を派遣したうえでの連携講座の開催など、同社グループの資源や専門能力を生かして支援しています。

健康増進では、各国の健康意識向上の支援や、高血圧が健康に与える影響を啓発する取り組みを行っています。日本においては毎年8月の「ハートの日」に日本心臓財団が開催する市民イベントへの協賛などを通して、健康意識の向上に貢献しています。また、世界約100カ国で実施する血圧測定イベント支援に向け、2017年度以降2万台を超える同社製血圧計を国際高血圧学会(ISH)と世界高血圧リーグ(WHL)に寄贈しています。

SDGsに絡めると、健康や教育、不平等是正といったゴール(ゴールナンバー:3、4、10)に対応した取り組みになっています。