このところのガソリン価格急上昇で、レギュラーガソリンの価格が170円/Lを超えたという地域も出てきました。そのため、生活で車が必須となる地域だけでなく、物流関係など車を使わなくてはならない業種に至るまで深刻な影響が出始めています。
とはいえ、ガソリンの価格が上がったからといって車を使用するのを急にやめられるわけではありませんから、ユーザー一人ひとりがガソリンの使用を抑えていく必要も出てきます。
そこで本記事では燃費に焦点を当て、燃費が悪い車とはどのような車なのかを確認していきたいと思います。
2000年代初め以前の古い車
ここ10年くらいの間、クローズアップされてきたのが低燃費車です。その筆頭となるのがトヨタのプリウスを代表格としたハイブリッドカー。
また、ハイブリッドカーでなくてもアイドリングストップやエンジンの燃焼効率を向上させることで、少しでも燃費を改善させようとした車が多く発売されています。
これに対し、燃費の数値や低排出ガスといった項目があまり注目されていなかった2000年代初頭以前の車齢が古い車に関して言えば、今と比べればお世辞にも燃費が良いとは言えないでしょう。
特にバブルの終わりから2000年にかけてはひときわ燃費が悪い車が多く、1リットル当たり10kmも走れば上等と言われたほどです。
この時期の車を大事に乗っている方もいらっしゃるかと思いますが、燃費という点だけに焦点を当ててしまうとあまりおすすめとは言えないでしょう。