排気量が大きい車
最近の車はダウンサイジングが主流となっていました。技術の進歩によって、エンジンの排気量が下がっても元のクラスと同等の性能を出すことができるようになったからです。
たとえば、20年前はV型6気筒3500㏄エンジンでなければ出せなかったエンジンパワーとトルクが2500㏄でも出せたりします。こうしてエンジンをコンパクトにすることで排出ガスを減らしたり、エンジンそのものが軽くなって燃費が良くなるというわけです。
一方、エンジンパワーは同等であっても、大排気量の方がゆとりのある走りをすることができるという考え方もあります。
特にコンパクトカーにおいては4気筒1500㏄から3気筒1200㏄になるという傾向が強いですが、振動が増えたりエンジン音に無理を感じるという感想を持つ方もいらっしゃいます。
これらは燃費という面を優先する場合は仕方のないことなのかもしれません。いずれにしても、総じて排気量が現行の車よりも大きくなる場合は低燃費を期待できない傾向が強くなるということになります。
メンテナンスが行き届いていない車
最後は、現行の車に乗っていても燃費が悪くなってしまう例を見ていきます。たとえ新しい車であっても、定期的なメンテナンスをしていなければ最高のパフォーマンスを発揮することができません。
特に「オイルメンテナンス」と「タイヤの空気圧チェック」を怠るとその影響はてきめんで、燃費は一気に悪くなってしまいます。