年金以外で老後資金の準備を

今回は、現役時代の働き方と老後の年金受給額の関係をみてきました。みなさんの働き方は、どれが一番近いでしょうか。

年金は、経歴により受給額に差があるのが分かります。会社員の方は毎月数万円もの厚生年金保険料を納めているので、納得されている方もいるでしょう。正社員以外の方の場合、年金のみでは心許ないと言えそうです。

しかし、正社員であっても平均月額は16万円です。年金のみで老後生活を送れるかというと、難しいところもあるでしょう。

そこで、年金以外で老後資金の準備をする必要性が問われています。

今の働く世代ができることとしては、私的年金で年金を上乗せしたり、まとまった貯蓄を用意したりすることでしょう。

老後まで時間がある働く世代に取り入れたい一つが、資産運用です。自分で働くだけでなく、投資信託や保険、株式といった金融商品で「お金を増やす方法」です。

もちろん資産運用にはある程度知識が必要ですし、リスクもあります。政府は運用益が非課税になるつみたてNISAやiDecoなどの制度を用意して資産運用の後押しをしていますが、「分からない・決められない・続かない」といった資産運用に関する三重苦に陥りがちです。

とはいえ、メガバンクの普通預金金利が0.001%では、預金に置いたままではあまりお金が増えないのも現状でしょう。

老後資金は、長期戦です。まずはオンラインセミナーなどで情報収集をしてみてはいかがでしょうか。

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