「就労・健康・資産」3つの寿命を延ばそう!
今回は65歳以上・無職世帯のお金事情を見てきました。
長寿化が進むいま、還暦以降の働き方、そして暮らし方の選択肢は大きく広がりつつあります。昭和のひと頃、一般的な定年退職が55歳だった時期もありました。それが今では60歳は当たり前どころか、65歳以降の就労を後押しする国のしくみも整いつつあります。
現役時代に身に付けたスキルや人脈を活かして長く働き続けることができれば、心に張り合いや潤いが出るかもしれません。就労寿命を延ばすことには、収入面以外のメリットもありそうです。
そして長く働き続けるためには、心身の健康に気を配る必要がありますね。日頃の生活習慣を整えることは、長寿時代を見据え、健康寿命を延ばしていくことにもつながりそうです。
そして最後に忘れてはならないのが「お金」のこと。健康で長寿を全うできたとしても、介護が必要になったとしても、生きている間に資産が枯渇する事態は避けたいもの。そこで視野に入れたいのが「資産の寿命を延ばす」努力です。
預貯金で備えると同時に、資産運用でお金を育てるしくみを整える発想も、長寿時代を豊かに生きるためのヒントになるでしょう。