骨軟骨異形成は治療できるか?

そして、骨軟骨異形成は遺伝病のため、痛みを和らげるなどの対症療法はあっても、根本的な治療方法はありません。

そのため、スコティッシュフォールドを飼っている場合は歩き方に変な点はないか、痛そうにしていないかを注意深く観察しましょう。そして、変な点があれば速やかに動物病院に連れていき、生涯にわたって適切な対症療法を行う必要があるのです。

また、後ろ足を人間のように投げ出して座る「スコ座り」はこの骨軟骨異形成の痛みを和らげるための猫の「苦肉の策」とも言われています。「スコ座り」が見られたら動物病院への受診が必要でしょう。