「健康寿命」と「資産寿命」をのばす意識を

いまだ収束の兆しが見えないコロナ禍。老後資金の形成期である働く現役世代にとっては、さしづめ「今は忍耐のとき」いったところでしょうか。

仕事やお金を取り巻く環境は、今しばらく見通しが立ちにくい状態が続くことが考えられます。

ちなみに、今回の調査では、100歳まで生きるとしたら「将来実現したい夢」があると答えたのは全体の26.7%でした。また、その実現に向けて「経済的な準備」(64.4%)「健康増進」(60.0%)が必要と感じている、という回答が上位に。

みんなの関心が集中する「お金と健康」。この二つは、不安を解消すると同時に、明るい未来を切り開くための「マストアイテム」であるといえそうです。

長寿時代に生きる私たちに求められているのは、健康寿命と資産寿命の双方をのばす意識なのかもしれません。

お金を「貯めて・育てる」スキルや根気、そして心身の健康を維持する生活習慣は、一生モノの財産です。若いうちから身につけておくことで、自分自身を支えてくれる強い味方となるでしょう。

参考資料

メットライフ生命保険株式会社『「老後を変える」全国47都道府県大調査2021年版』(PR TIMESより「調査レポート」をダウンロード)