「約6割が老後のために金融資産を準備」

いずれの世代も「老後の必要予想額」と「現在の金融資産額」の間に大きなギャップがありました。では、「老後のために金融資産を貯めている人」の割合についても見ていきます。

「老後の備え〈対2019年・2020年比較〉」( 出所:メットライフ生命保険株式会社「老後を変える」全国47都道府県大調査 2021年版

老後のために金融資産を「計画的に貯めている・計画的ではないが少しずつ貯めている」と回答した人の割合は、各世代で、6割前後です。

20代の割合がこの3年間で大きく増えている点は注目すべきでしょう。長期化するコロナ禍に対する不安によって、若者の「お金」に対する意識が高まっていることは確かであるといえそうです。