貯めるか、働くか、お金に働いてもらうか

老後に2000万円以上、介護費まで用意するとなると、かなりの大金ですよね。一口に老後資金と言っても、アプローチの仕方はいくつもあります。

まずは王道ですが、若いうちから老後資金をコツコツ貯めておくこと。ボーナス分も足したり、退職金を貯めたりすることも必要でしょう。退職金については、住宅ローンの返済やリフォーム、旅行などで使われる方もいるので、すべてをあてにせず前もって計画しておきましょう。

元気なうちは働き続け、収入を得ることも大切です。毎月少しでも収入があれば、安心感もありますよね。現代ではさまざまな副業もあります。本業を続けるのはもちろん、副業をはじめるのもいいでしょう。

最後に、お金に働いてもらうことです。公的年金だけでなく、私的年金にも加入して、老後に毎月受給できる仕組みを作ると安心でしょう。ある程度貯金が貯まったら、資産運用をはじめるのも良いですね。長期的に毎月コツコツ積み立てて運用することで、リスクを抑えながらお金を育てることも可能です。

これらの方法は一つに絞るのではなく、複数の選択肢をもっておくと安心です。理想は3つともできれば、安心感も高まりますね。ご自身が興味のあるものからはじめてみてはいかがでしょうか。

参考資料

宮野 茉莉子