開発されて以来、急速に普及が進んだスマートフォン。連絡の手段として使われるのはもちろん、今では決済にも利用されるなど、生活するうえで欠かせないツールとなっています。
ところで、あなたはスマートフォンの毎月の料金を把握しているでしょうか。水道光熱費のように、生活に密着している費用ほど、意外に見落としがちなものですよね。
そこで今回は、スマートフォンにかかる料金をチェックしていきましょう。
スマホの端末料「5000円以上」が大手キャリアで最多
総務省が2021年6月18日に公表した「令和2年通信利用動向調査」より、スマートフォンの利用料金をみていきます。
モバイル端末の月額の分割支払金(大手携帯電話事業者の利用者)
- 1~999円:10.1%
- 1000~1999円:5.0%
- 2000~2999円:10.1%
- 3000~3999円:7.5%
- 4000~4999円:3.3%
- 5000円以上:12.1%
- 分割払いが完了したため支払いがない:20.0%
- 一括払いで購入したため支払いがない:12.9%
- 分割払い無し(いわゆる一括0円)で購入したため支払いがない:2.4%
- その他:0.8%
- 分からない:12.0%
- 無回答:3.9%
全体でみると、分割払いが完了している人が最多で2割となり、ついで一括払いが12.9%と続きました。両者を合わせると3割以上となり、そもそも端末料金を分割で払っていない人の割合が多いことがわかります。
一方、分割払いをしている場合に絞ると、5000円以上が最も多くなりました。ついで、1~999円、2000~2999円が同率で続きます。支払う料金にはばらつきがあることがわかります。