50代、収入のどれくらい貯蓄に回している?

50代の貯蓄は、2000万円以上保有する人から金融資産非保有の人まで二極化していることが分かりました。それでは、収入のうちどれくらいを貯蓄に回している人が多いのでしょうか。金融資産を保有している世帯からみてみましょう。

年間手取り収入(臨時収入含む)からの貯蓄割合(金融資産保有世帯)

  • 5%未満:8.2%
  • 5~10%未満:18.3%
  • 10~15%未満:23.9%
  • 15~20%未満:6.1%
  • 20~25%未満:7.4%
  • 25~30%未満:1.6%
  • 30~35%未満:4.5%
  • 35%以上:4.5%
  • 貯蓄しなかった:22.3%
  • 無回答:3.2%

貯蓄している割合で、最も多いのは「10~15%未満の世帯」。手取り年収500万円なら50~75万円ですね。次が「5~10%未満」「5%未満」「20~25%未満」の順。貯蓄しなかった方も約2割います。

貯蓄については年収や生活水準に応じて、またコロナの影響や病気、リストラなどで貯蓄できない年もあるでしょう。

50代といっても、前半は子どもが大学に通うため教育費が最もかかる世帯も少なくありません。一概には言えませんが、基本的には1割程度貯蓄する方が多いようですね。