資産運用は、早ければ早いほど効果的
2000万円や3000万円というと、とても大きな金額になりますよね。この大きな老後試算を築くにはポイントがあります。
「複利・長期・積立」
複利のイメージは「雪だるま」です。元金と利息に対してさらに利息がつくので、どんどん利息額が大きくなります。
たとえば、月3万円を30年間積み立てるとどうなるでしょうか。具体的に、金融庁の「資産運用シミュレーション」で試算してみましょう。
毎月3万円を30年間積立した場合
- 年率利回り0％の場合：1080万円
- 年率利回り3％の場合：1748万2107円
- 年率利回り6％の場合：3013万5451円
中でも「月3万円・30年間・6％複利」で運用ができれば、老後資金3000万円の目標達成が見えてきますね。ただし銀行の積立貯金の金利は0.001％と低く、預貯金のみで将来の資産を築くのは難しいでしょう。時間をかけて資産を増やす商品は、一例として投資信託や変額保険といったものがあります。
また、運用期間が短いと資産は増えにくく、逆に大きくリスクを取らないと目標金額に到達しなくなってしまいます。
「月3万円・期間30年・6％複利」では3000万円ですが、期間を半分の15年にしたらどうでしょうか。
答えは、半分の1500万円ではなく、872万4561円です。つまり、少しでも早く資産運用を始めることがポイントです。
投資の仕方や金融商品の選び方は、種類も多いので悩まれる方も多いでしょう。今は無料動画やオンラインセミナーなどで資産運用について学べますので、利用してもいいかもしれません。
お金に困らない老後生活を送るために、今から準備を始めてはいかがでしょうか。
