そうしたことを避けるために、「カーナビは取り外して売却する」とか「ドライブレコーダーは残しておく」などと査定時に伝えましょう。

部品を取り外すことによって内装パーツに穴が開いてしまったりすると、それだけでもマイナス査定となる可能性もありますから、どのように取り付けられていたかも確認しておく必要がありますね。

6. 車両引き渡し後のトラブルに気をつける

中古車買取において起こりやすいトラブルは「車両引き渡し後」にあります。大手中古車買取店で良く起こる事案として、「車を入庫時に再査定したら事故車だったので査定額を減額する」と言われることがあります。

この手のトラブルの原因としては、査定するスタッフの見落としによって起こる場合と、査定時に事故を申告しないで起こる場合が想定されます。

前者の場合はお店側に落ち度があることが考えられますので、査定時に「引き渡した後に減額しない」旨をしっかりと確認しておきましょう。後者は自己責任になってしまいますので、申告時には隠し事をしないことが賢明でしょう。

おわりに

愛車との別れは寂しいですが、手放す際は目一杯高い金額で売りたいものです。車を売る際は自分自身でも色々と調べておくことが損をしない売却術となります。今回お伝えした6つのポイントを実践してみてくださいね。

宇野 源一