【マイホーム購入に踏み切れない理由】(n=999)
一方、住宅購入をためらってしまう理由のトップは「将来の収入や生活への不安」、次いで「気に入った物件・条件に合う物件がない」。以下、5位までは次の通りです。
- 将来の収入や生活への不安…31.5%
- 気に入った物件、条件に合う物件がない…25.2%
- 景気の先行きが不透明…25.0%
- 自己資金・頭金が不十分…23.6%
- 収入が減った…15.5%
年収が高い層と低い層の理由に違い
この「住宅取得に踏み切れない理由」の結果をもう少し細かく見ると、年収が高い層と低い層には違いがあることがわかります。
年収が高い層では「気に入った物件・条件に合う物件がない」「住宅価格は下がると思う」といった住宅の供給・価格面の理由を挙げる割合が多く、低い層では「将来の収入や生活への不安」「自己資金・頭金が不十分」といった懐事情を挙げる割合が多くなっています。
長期にわたるローン返済には安定した収入が大前提になります。コロナ禍でその前提が揺らぎ、将来への不安からマイホーム取得に慎重になるのは当然かもしれません。