今は住宅を購入するチャンスか?
「今(今後1年程度)は、住宅取得のチャンス(買い時)だと思うか」という質問では、「そう思う」と回答した人の割合は33.4%、「わからない」が44.7%、「そうは思わない」が21.9%。
つまり、マイホームの購入を検討してはいるものの、今(今後1年程度)購入することに積極的な人は3分の1で、残り3分の2は購入には踏み切れない気持ちがあるという結果になっています。
「買い時だ」「買い時ではない」それぞれの理由
「買い時だと思う」と回答した人と、「買い時だと思わない」「分からない」と回答した人に、それぞれ理由を聞いたところ、以下のような結果になりました。
【マイホーム購入のチャンスだと思う理由】(n=501)
買い時だと思う理由のトップは「住宅ローン金利が低水準だから」、次いで「税制メリットが大きいから」。以下、5位までは次の通りです。
- 住宅ローン金利が低水準だから…75.4%
- 税制メリットが大きいから…42.7%
- 住宅価格が安くなったから…25.9%
- 住宅取得促進策が実施されているから…21.4%
- 金融緩和政策が継続しているから…19.6%
今は特に住宅ローン減税の控除期間が13年間※になっていることもあり、住宅取得のチャンスだと捉えている人は少なくないようです。
※注文住宅の新築は令和2年9月末まで、分譲・既存住宅購入や増改築等は令和2年11月末までに契約し、令和3年12月末までに入居した場合、かつ、新型コロナウイルス感染症及びそのまん延防止のための措置の影響によって、これらの住宅への入居が遅れた場合には、住宅ローン減税の控除期間が13年間になる特例措置の対象となる。