「老後資金」はどうやって準備する?
ここまでのお話で60代無職世帯の純貯蓄額をみると、老後2000万円問題の2000万円はクリアできたものの、落とし穴対策まで考えた場合は心もとない結果となりました。
資産寿命を延ばすためにも、退職金で資産運用を始める必要はあるでしょう。
しかし、老後の入り口となった60代で、虎の子の老後資金をハイリスクなもので運用するのは危険です。年代に合った運用を心がけて頂きたいですね。
リスクを抑えた運用をするためにも、リスクの低い金融商品を選んだり、複数に分散して投資をしたりする方法があります。またつみたてNISAなどを利用して毎月コツコツと積み立てて、長期的な投資で時間を味方につけることでリスクも抑えられるでしょう。
コロナ禍では無料動画やオンラインセミナーなどで情報を得ることも可能です。便利なものを利用しながら、ご自身に合った「お金の育て方」を見つけていかれることをおすすめします。