「いま40代」老後の年金いくらもらえそう?
42歳(1979年度生まれ)の人が65歳時の予想年金月額
- 経済成長率(実質<対物価>)0.9%ならば…25万7000円
- 経済成長率(実質<対物価>)0.4%ならば…23万6000円
- 経済成長率(実質<対物価>)0.0%ならば…20万7000円
47歳(1974年度生まれ)の人が65歳時の予想年金月額
- 経済成長率(実質<対物価>)0.9%ならば…24万8000円
- 経済成長率(実質<対物価>)0.4%ならば…23万4000円
- 経済成長率(実質<対物価>)0.0%ならば…20万8000円
「いま50代」老後の年金いくらもらえそう?
52歳(1969年度生まれ)の人が65歳時の予想年金月額
- 経済成長率(実質<対物価>)0.9%ならば…24万円
- 経済成長率(実質<対物価>)0.4%ならば…23万2000円
- 経済成長率(実質<対物価>)0.0%ならば…20万9000円
57歳(1964年度生まれ)の人が65歳時の予想年金月額
- 経済成長率(実質<対物価>)0.9%ならば…23万1000円
- 経済成長率(実質<対物価>)0.4%ならば…22万8000円
- 経済成長率(実質<対物価>)0.0%ならば…21万2000円
経済成長率によってだいぶ幅があるとはいえ、いずれの想定パターンの場合でも20万円台になることが予想されています。ただし、経済成長率(実質<対物価>)が0.0%のときは20万円台ギリギリとなるようです。
ただし、この予想年金受給額は、40年間の間、夫がずっと就業して、男性の平均的な収入を得ており、妻はずっと専業主婦であった夫婦を想定したものです。
よって、無職期間や年金保険料を納めていない期間がある場合は、この予想額を下回ることを考えておく必要がありそうです。また、自営業・フリーランスなどが受けとる基礎年金の予想月額(1人分)は、5万円台~8万円台です。
夫婦の働き方によって年金収入は違ってきますし、理想の老後も人それぞれです。とはいえ、いずれの場合も公的年金だけで老後を乗り切ることに不安を感じる世帯が多数派ではないでしょうか。
ここで「老後2000万円問題」を思い出された人もいらっしゃるかもしれませんね。次でちょっと触れていきます。