厚生労働省は2021年8月27日、妊娠届出数の状況を公表しました。それによると、2021年1~4月の妊娠届出数は30万4425件であり、前年同期間の30万8178件と比較すると1.2%減となりました。
新型コロナウイルスの感染拡大によって、出産を控える人が増えているのかもしれません。少子化は今後も進んでいくと見られます。
妊娠届は前年比▲1.2% 3月は増加に
それでは、2021年1~4月の妊娠届の数を月ごとでチェックしていきます。
月別の妊娠届出数 ※()内は前年同月比
- 1月:7万8053件(▲5.8%)
- 2月:7万747件(▲1.0%)
- 3月:8万1717件(4.3%増)
- 4月:7万3908件(▲2.2%)
合計:30万4425件(▲1.2%)
3月は唯一増加となったものの、それ以外の月で前年同月比を下回りました。特に1月は下げ幅が大きくなっています。
コロナ禍のなかで、子育てへの支援が急務である現状が浮き彫りになりました。ここで、子育て支援策の一つである、児童手当制度をめぐる状況について、次に解説していきます。