出産や子育てに希望を持てる社会に
ここまで、妊娠届数が減少傾向を見せた事実をもとに、楽観視できない日本の少子高齢化をめぐる状況について解説してきました。先行きが不透明な今日、子どもが欲しくても躊躇してしまうは人は多いのかもしれません。
また、今よりも増える高齢者を、自分たちの子どもが支えなければならなくなるのは間違いないでしょう。その負担が、未来の子供たちに重くのしかかってしまいます。誰もが安心して出産・子育てができる環境の整備が急務と言えそうです。
参考資料
- 厚生労働省「妊娠届出数の状況について」(2021年8月27日)
- 内閣府「児童手当制度のご案内」
- 内閣府「子ども・子育て支援法及び児童手当法の一部を改正する法律案の概要」
- 財務省「2025年、高齢者1人を現役世代何人で支える?」
- 財務省「日本の財政関係資料」
齊藤 慧