重量
まずは、先程も触れましたが重量についてあらためて。
・亀田の柿の種
71g
・ローソンPB
97g
ローソンPB版のほうが26g多いことが分かりました。シンプルに「たくさん食べたい」場合はローソンPB版を選べば良いということになりますが、ここに価格差も合わせて見てみると…?
値段(いずれも税抜)
・亀田の柿の種
100円
・ローソンPB
128円
価格差は28円。内容量が多いとはいえ、PB版のほうが高いというのは珍しい気がします。尚、1gあたりの価格で見てみると、亀田製菓版が0.71円、ローソンPBが0.75円となるため、本当にわずかですが亀田製菓版のコスパが良いことが分かります。
原材料名
「同じ会社が作っているんだから、同じなんじゃないの?」と思われるかもしれません。内容についてはほぼ同じだったのですが、2点異なるポイントがありました。
「うるち米粉」と「ピーナッツ」の表記順
食品表示法により、原材料名記載の順番は「使用した重量の割合の高い順」という決まりになっているのをご存知ですか?細かい違いに見えるかもしれませんが、『亀田の柿の種』で一番最初に記載されているのは「うるち米粉」、ローソンPBのそれは「ピーナッツ」なんですね。
これが意味するところは…?そう、ローソンPB版のほうが「ピーナッツが多い」ということになります。実際に計測してみました。
亀田製菓版、それぞれの重量は…
ピーナッツ21g
柿の種55g
ローソンPB版、それぞれの重量は…
ピーナッツ38g
柿の種61g
ローソンPB版は、亀田製菓版と比較すると、おおよそ倍近い量のピーナッツが入っていることが分かりました。「とにかく柿の種をモリモリ食べたいんだ」というあなたは亀田製菓版を、「ピーナッツだってたくさん食べたいんだが」なあなたにはローソンPB版があっているといえそうです。
香辛料抽出物
もうひとつの違いが、こちらの「香辛料抽出物」。ローソンPBは、乳化剤よりも香辛料抽出物のほうが使用した重量の割合が高いようです。一言でいえば「亀田の柿の種よりも辛い」可能性があると思われます。これは後ほどの実食で確かめてみましょう。
カロリー
・亀田の柿の種
1gあたり4.5kcal(71gあたりの総カロリーは322kcal)
・ローソンPB
1gあたり4.7kcal(97gあたりの総カロリーは462kcal)
1gあたりのカロリーで比較すると、ローソンPBのほうがわずかにですが高いことが分かりました。1パッケージあたりの総カロリーで見ても、グラム数が多いローソンPB版のほうが高いことが分かります。それでは、いよいよ味の違いを見ていきます。