今月2月13日は年金支給日で、老齢年金・障害年金・遺族年金を受給している人にとって一つの節目となります。「これからの暮らしや働き方をどう考えていけばよいのか」と思いを巡らせている方も多いのではないでしょうか。

現在の年金額は2025年度分が3月支給分まで続き、2026年度の年金額は4月分から新たに改定されます。

「厚生年金で月20万円を受け取っている人は、実際どのくらいいるのだろう」と気になる方もいるかもしれません。本記事では、厚生労働省が公表した最新データをもとに、年金受給額の実態と、働き方の変化が将来の年金に与える影響について、できるだけわかりやすく整理します。

1. 厚生年金、支給日の一度に「月額20万円(年間240万円)以上」もらう人はどれくらい?

厚生労働省年金局の「令和6年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」によると、厚生年金の男女合わせた平均月額は15万289円となっています。受給額ごとの人数分布は以下のとおりです。

1.1 厚生年金の受給額ごとの受給権者数

〈全体〉平均年金月額:15万289円

〈男性〉平均年金月額:16万9967円
〈女性〉平均年金月額:11万1413円
※国民年金の金額を含む

受給額の内訳を見ると、月15万円以上を受け取っている人は全体のおよそ半数に達しています。一方で、月20万円以上の受給者は18.8%にとどまり、男女間の平均受給額の差も大きいことがわかります。

将来の生活設計を考えるうえでは、こうした年金額の実態を踏まえたうえで、iDeCoの活用や働き方の見直しなど、自助の取り組みを組み合わせて備えることが重要といえるでしょう。