厚生年金のしくみをおさらい

厚生年金の毎月の保険料は、標準報酬月額(毎月の給与)と標準賞与月額(賞与)にそれぞれ保険料率をかけて計算されます。

厚生年金の保険料率は平成16年から段階的に引き上げられてきましたが、引き上げが終了した平成29年9月以降は18.3%となっています。

厚生年金の保険料は、労使折半となっているため、事業主(勤め先)と被保険者(自分)が半分ずつ負担する仕組みになっています。

そのため、実際に天引きされるのは給与の約1割に相当する金額ということになります。

「毎月の保険料負担がおおきいな」と感じている方も多いのではないかと思いますが、将来受け取る年金の半分を勤め先が負担してくれるのはありがたいですね。

とはいえ、ここまで見てきた金額の厚生年金額では将来が不安だという方も多いのではないでしょうか。