「チンチラ」というモフモフな生き物をご存知ですか? 猫でもうさぎでもない「チンチラ」は、近年日本でもペットとして人気のあるネズミの仲間です。
本日は、筆者の祭さんのことをお姉ちゃんと慕う従妹の女子大生が来訪。祭さんは仕事、従妹さんはゲームと、お互いに好きなことをしながら和やかな時を満喫していたところ、「少し暑いね」という話になり…。
チンチライフの第110話です。
第110話:覚悟も必要
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漫画家の祭さんは、おみくじちゃんとあみだちゃんというチンチラの母子、元保護チンチラの福くん、デグーの棟梁ちゃんというネズミさんたちと一緒に生活しています。チンチラさんたちは、温度と湿気にとても敏感な動物。飼育をするには、エアコンや除湿器を使って、常に室温と湿度を一定に保ってあげる必要があります。(第20話参照)
本日は祭さんの家に大学生の従妹さんが来訪。とはいえ、何か特別なおもてなしをするわけではなく、祭さんは普段通りに仕事をしつつ、従妹さんは携帯ゲームなどに興じながら、お互い気の向いたときに会話を楽しむといった気軽なスタイルが定番です。
しばらくして「ちょっと暑いな」と感じた祭さん、「温度と湿度見てくれる?」と従妹さんにお願いしました。「24℃と50%かな~」という彼女の返事に、祭さんは「やっぱり」と言って立ち上がり、テキパキと除湿器のスイッチを入れ、エアコンの温度設定を変更します。
するとその姿を見ていた従妹さんが、おずおずと話し始めました。「最近インスタのフォロワーで、いろんな人がチンチラ買いたいって言ってるんやけど…。祭姉ちゃんの気の使い方見てたら、チンチラ飼うのって、そんなに簡単じゃないなって思うようになったんよ…。」
「慣れればそんなことないけどね~」と明るく返す祭さんですが、従妹さんは続けます。「でも、いつも室温見たり、おやつの量も気をつけとるやん? 電気代もかかるし、大変そうやなって…。めっちゃ可愛いから、私も飼いたかったんだけどね。」
彼女の言葉を聞き、うれしくなる祭さん。というのも、チンチラに限らず、動物を飼うには「可愛い」だけでは済まないお世話がたくさんあり、そのことを自分の行動からきちんと感じ取ってくれている人がいた、ということにちょっと感動したからです。
「チンチラ飼いとしては、チンチラを可愛いと思い、家族として迎え入れようと思ってくれる人が増えるのはとてもうれしいことです。でも、それ以上に、命を預かる覚悟も必要ということをきちんと理解したうえで、お迎えしてくれる人が増えて欲しいんです」と話す祭さん。
飼い主の身勝手な理由で捨てられた過去を持つ福くんと、「自分にお世話ができるかどうか」をきちんと考え、あえて今は飼わないという選択をした従妹さん。彼らが触れ合う姿を見ながら「もっともっと、そういうことをきちんと考えて、チンチラをお迎えしようと思ってくれる人が増えたらいいなあ」と思わずにはいられない祭さんなのでした。
チンチライフ、次回もどうぞお楽しみに。
【マンガ記事】チンチライフ!
チンチラさんたちと、飼い主の漫画家・祭さんが織りなす、ドタバタな毎日。チンチラって何?という方から、チンチラの飼い主さんまで、初めて情報からディープなチンチラ情報まで、楽しくお伝えしていきます。








