小学生がなりたい職業ランキングの上位にランクイン、PCやスマホの画面を飛び出してテレビや雑誌でも取り上げられるなど、今やすっかり市民権を得た感があるYouTuberという職業。とはいえ、まだまだ「大人はYouTuberに良い印象を持っていない」というのが世間一般のイメージでは?
しかし、実は小学生の子供を持つ20代~40代のママたちの中には、子供と一緒にYouTubeを楽しんでいる…という人も少なくありません。今回はそんなママたちに「子供におすすめのYouTuber」をリサーチしてみました。
ママからの支持も絶大!:HIKAKIN(ヒカキン)
やはり…という声も多いかもしれませんがほとんどのママが名前を挙げたのが、HIKAKIN。YouTubeにさほど詳しくないけれど、彼のことは知っているという人も多いでしょう。
では、ママたちはなぜ、HIKAKINをおすすめしているのでしょうか?
「暴力的な言葉や、汚い言葉を使わないので、見ていて安心できます」(30歳/小学1年生の男の子のママ)
「子供にとって、大好きな親戚のお兄ちゃん、って感じ。子供の目線で、子供たちが面白いと思うことを全力でやってくれるお兄ちゃん。ついつい、私も子どもの頃こんなお兄ちゃんがいたらなぁ…って思ってしまいます」(40歳/小学3年生の男の子のママ)
「うちの息子がHIKAKINの番組をキラキラした目で見ているのを見ると、『これだけ子供を夢中にさせるのはすごいなぁ』と素直に感心します。それだけ魅力があるってことですからね。もしかしたら私たち大人こそ、HIKAKINの番組を見て、子供の心に寄り添う方法を学ばなければならないのかな、って思います。子供たちはYouTuberになりたい、というよりも、HIKAKINみたいになりたいのかもしれない」(38歳/小学2年生の女の子のママ)
「自分が楽しいことをするのではなく、子供を喜ばせられるようなことがしたい」。そんな気持ちが番組にあふれているから、HIKAKINは子供やママに支持されているのかもしれません。
「可愛いものを作りたい」女の子の憧れ:のってん
続いては、女の子のママから多く名前があがった「のってん」。彼女は自身のチャンネルで海外のおもちゃやスライムの作り方などを紹介しています。
「娘がのってんのチャンネルを参考にして、夏休みの自由研究でスライム作りをしていた。こんな風に勉強の役に立つなんてびっくり」(35歳/小学3年生の女の子のママ)
「100均で売っているもので、可愛い小物を作るので感心してしまいます」(43歳/小学4年生の女の子のママ)
「口調がとても優しい。元気いっぱいのお姉さんという感じ。見た目もナチュラルでかわいい」(39歳/小学2年生の女の子のママ)
素朴でかわいらしい見た目と元気いっぱいの性格、スライム作りやおもちゃ紹介など、見ていて安心できる番組内容…。ママにしてみると安心できる要素ばかり、という点が支持を集めているようです。
プログラミングに興味を持つ子続出:まいぜんシスターズ
子供たちに大人気、その活動はYouTubeにとどまらず、本の出版やグッズ販売などさまざまな活躍を見せているのが「まいぜんシスターズ」です。
まいぜんシスターズは、まじめなウサギの「ぜんいち」と、おちゃめなカメの「マイッキー」が、ゲーム実況をしたり、マインクラフトの世界で遊んだりする動画を投稿しています。
ママたちの支持を得たポイントは「子供がプログラミングに興味を持つきっかけになった」という点です。
「まいぜんシスターズがきっかけで子供がマインクラフトに興味を持ち、最終的にプログラミングスクールに行きたいと言うようになりました」(45歳/小学5年生の男の子のママ)
「難しい言葉を使わないので、子供にもマイクラの面白さが伝わりやすい。うちの子供がマイクラをやろうと思ったきっかけが、まいぜんシスターズの動画を見て…です」(42歳/小学3年生の男の子のママ)
「動画も安心して見せられるし、チャリティー活動も積極的に行っている姿勢に感動」(36歳/小学5年生の女の子のママ)
動画が楽しいのはもちろんのこと、チャリティー活動を行う、プログラミングに関する書籍を販売するなど、子供のためを思っての活動がママたちの支持を集めているようです。
おわりに
今や新たなエンターテインメントといっても過言ではないYouTube。子供たちを魅了し、圧倒的な支持を集めているYouTuberには、やはりそれだけの理由があるんだということがよくわかりました。
もしかしたら、子供たちが今夢中になって見ているYouTuberが、子供たちの将来に大きな影響を与えるかもしれません。機会があれば、子供たちに「なぜそのYouTuberが好きなのか?」理由を聞いてみてはいかがでしょう。
大中 千景
