公益財団法人生命保険文化センターが文部科学省の「令和元年度 学校基本調査」を元にまとめたところによると、私立中学に通う割合トップ5は以下の通り。最も多いのは東京都の25%となっています。

1. 東京都:25.0%
2. 高知県:18.1%
3. 京都府:13.1%
4. 奈良県:12.6%
5. 神奈川県:11.1%

子供のためだとはわかっているけれど…

もちろん子供たちが望むのなら、塾に通わせてあげたい、子供が私立中学進学を望むのなら、しっかりとサポートしてあげたい、と言うのが親心。でも、正直親も「しんどいな…」と心が折れそうになる瞬間があるようです。

「我が家は別段裕福な家庭ではありません。中学受験なんてまったく想定していなかったのですが、息子が友達に触発されて、自分も私立の中学に行きたい、と。本人が望むのなら頑張って!応援するよ!とは言っていますが、正直家計が火の車…。このご時世、パートの時間も増やせないし、節約節約がちょっとしんどいな…と思うことがあります」(40代/小学5年生の男の子のママ)

「娘が通っている進学塾は電車で片道20分。送迎用のバスもなく、私は運転免許を持っていません。帰りが夜遅くなるので私が付き添っているのですが、正直『もっと近くの塾に変えてほしいな』と思うことがあります。でも、娘が選んだ塾だし、何よりものすごく頑張っているので、口が裂けてもそんなことは言えませんが」(40代/小学4年生の女の子のママ)