4. 貯蓄のモチベーションが続かない
貯蓄をしても。まとまった出費があるたびに残高がゼロになってやる気をなくしてしまう、という人の話もよく耳にします。
たしかに冠婚葬祭があったり、家電やマイカーなどを買い替えたりして、ある程度まとまった出費が続くこともあります。そうして貯めてきたお金がゼロになってしまうと、モチベーションが下がってしまうのは致し方ないことです。
それを防ぐには、マイホーム資金、子どもの教育費、老後資金など目的ごとに口座を分けておくこと。そうすると貯蓄の目的を常に意識することができますし、貯めなければならない金額と今の残高のギャップが一目でわかります。
貯蓄用の口座が一つだけだと、何か出費があったときにその口座の残高が減ってガッカリしがち。また、目的ごとの必要金額と達成度合いがどうしても見えづらくなってしまうので、自分のライフプランに合わせた項目ごとに口座を分けることをおすすめします。
おわりに
今回は貯蓄がうまくいかない理由とその対策について見てきました。心当たりがあれば、ぜひ自分なりの対策を検討してみてください。
銀行のサービスや電子決済サービスも多様化しているので自分にフィットするものがあるはずです。そういうものを活用して、しっかり「貯まる仕組みづくり」をすることを心がけてくださいね。
参考資料
- 家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査]令和2年調査結果(金融広報中央委員会)
大塚 ちえ