白物家電で存在感増すシャープ

最後に近年白物家電が堅調なシャープの決算状況について簡単に振り返っておきましょう。5月11日に公開された「2021年3月期 決算短信[日本基準](連結)」によれば、2020年4月1日~2021年3月31日の営業成績は、売上高2兆4259億円で前年同期比7.2%の増。営業利益は831億1200万円で61.5%の増。経常利益631億7500万円で25.9%の増。親会社株主に帰属する当期純利益は532億6300万円で288%の増という結果でした。

注力する分野のひとつとしてスマートライフを掲げるシャープ。ホットクックが属する当カテゴリは売上高8799億円で前年同期比3.4%の増という結果でした。

まとめ

ホットクックだけではカバーしきれない準備段階の手間を省くことで、ついに究極のらく飯が誕生してしまいました。料理において、これ以上の時短がはたして可能なのか…?人類が向き合うべき課題かもしれません。

参考資料

増田 雄三