50代が意識したい「お金のバランス」
実は、50代は収入のピークを迎える人が増える時期でもあります。子育て費用や住宅ローンがやっと落ち着き始め、ここから先は急ピッチで老後資金を準備していく予定という世帯もあるでしょう。
さきほどの統計をみると、50代の平均貯蓄額は1703万円。しかし、住宅ローンが残っていたり貯蓄額が少なめの世帯も一定数存在しています。
家族のために、大車輪で働く50代。
人生の三大出費といわれる「住宅費」「教育費」「老後資金」のすべてを視野に入れつつ、バランスのとれた家計管理、そして資産形成を目指す工夫が求められそうです。
今回ご紹介した数値はあくまでも調査結果に基づく平均額です。貯蓄から負債を差し引いた「純貯蓄額」は、もちろん世帯によって異なります。また、相続や退職金の受取りなどがあった世帯なども含めた値である点はお含みおきいただければと思います。
