貯蓄の平均と分布は?

また、現段階の貯蓄金額(配偶者がいる場合は夫婦2人分)を聞いたところ、平均は3,026万円。ただし、金額帯で最も回答が多かったのは100万円未満の25.0%となっています。以下、各金額帯の割合です。

  • 100万円未満:25.0%
  • 100万円~300万円未満:10.7%
  • 300万円〜500万円未満:4.7%
  • 500万円~1,000万円未満:12.2%
  • 1,000万円~1,500万円未満:10.6%
  • 1,500万円〜2,000万円未満:3.4%
  • 2,000万円~2,500万円未満:7.8%
  • 2,500万円〜3,000万円未満:1.1%
  • 3,000万円~5,000万円未満:7.5%
  • 5,000万円~1億円未満:8.4%
  • 1億円以上:9.0%

100万円未満の世帯構成別内訳を見てみると、おひとり様世帯が32.9%、夫婦2人世帯22.0%、子育て期世帯22.5%、子どもと同居世帯22.7%と、おひとり様世帯の割合が他の世帯と比べて高くなっています。

図表3:世帯構成別に見た現段階の貯蓄「100万円未満」の割合

出所:「2021年の還暦人に関する調査」(PGF生命)

注:世帯構成の分類は以下のとおり。
「おひとりさま世帯」:子どもがいないか子どもと別居しており、配偶者がいない層
「夫婦2人世帯」:子どもがいないか子どもと別居しており、配偶者がいる層
「子育て期世帯」:未成年、または就業していない 20 代の子どもがいる層
「子どもと同居世帯」:就業している 20 代、または 30 歳以上の子どもと同居をしている層