② 国民年金基金に加入する
国民年金基金は国民年金第1号被保険者が加入できる基礎年金の上乗せ制度です。次に紹介するiDeCoと合わせて月額6万8000円の掛金を拠出でき、その全額が所得控除の対象となります。
特徴としては、確定給付年金であるため、将来もらえる年金額が事前に分かります。また、年金額や給付の型を加入者が選択することができ、1口目は終身年金のみ、2口目以降は終身年金と確定年金から選ぶことができます。
デメリットとしては、最初からもらえる年金額が決まっているため、インフレに対応できないこと、一度加入したら、途中で解約できないことがあげられます。
※ただし、国民年金基金に加入している方は、付加保険料を納めることはできません。
③ iDeCoに加入する
iDeCo(イデコ:個人型確定拠出年金)は基本的に20歳以上60歳未満の全ての人が加入できる制度です。
掛金の上限は加入者の区分によって異なります。国民年金第1号被保険者は国民年金基金との合算で6万8000円となり、全額所得控除の対象です。
先述の国民年金基金と異なる点は、掛金を加入者本人が運用し、運用成績によって受け取る金額が変化する点です。これは将来の年金額が確定しないというマイナス部分にもなりますが、一方でインフレには対応できる制度となります。
iDeCoも原則として途中で解約することはできません。一定の条件を満たした場合のみ解約ができます。受け取り方法は一時金受け取り、年金受け取りがありますが、年金受け取りの場合は5年以上20年以下の有期年金が多く、一部の金融機関では終身年金とすることも可能です。
②+③ 国民年金基金とiDeCoを併用する
国民年金基金とiDeCoは併用することができます。
それぞれのメリット
- 国民年金基金:将来の年金額が確定している点
- iDeCo:インフレに対応できる点
によって、その逆であるデメリットを相殺することができるので、併用してみるのもいいと思います。その際、掛金の上限6万8000円は二つの制度の掛金を合算したものであることに注意しましょう。