車を保有していれば必ずやってくるのがタイヤ交換の時期。国内メーカーだけでなく、インターネットの普及により海外メーカーのタイヤを購入することも容易になってきました。

そうなると起きるのが「どういったタイヤを選べばいいのか」という悩みではないでしょうか。そこで本記事では、タイヤ交換の適切な時期とタイヤを購入する際の銘柄の選び方について解説していきます。

タイヤの交換時期は主に2つ

そもそもタイヤ交換をするのに適切な時期はどんなタイミングなのか、ということから知っておかなければなりません。

タイヤ交換には主に2つのタイミングがあります。それは「タイヤの摩耗」と「タイヤの劣化」が起きる時期です。前者は走行距離、後者は時間の経過と言い換えることができます。

まずはタイヤの摩耗から確認をしていきましょう。一般的なサマータイヤの溝は8㎜となっており、車検に通る通らないのボーダーラインとして「スリップサイン」が設けられています。

スリップサインは、残り溝が1.6㎜以下になるとタイヤの接地面に出てくるようになります。スリップサインの場所はタイヤの側面に「△」で示されています。

スリップサインは車検の合格ラインとしてありますが、ここまでタイヤを使い切る前にタイヤを交換するのが適切とされています。残溝が3㎜以下になったら交換を検討するようにしましょう。