少子化の加速が取り沙汰されているのが嘘のように、子どもを対象とした習い事はバラエティー豊かです。保護者世代では水泳やピアノ、書道にそろばん、身近に教室がある公文や学研がメインでしたが、今は英語やプログラミング、そして運動系でもサッカーやテニスなど格段に選択肢が増えています。

兄弟姉妹が少ないと子ども一人に教育費が多くかけられるという面もあるのか、複数の習い事をしている子も珍しくありません。そんな中では、つい周囲の評判・口コミに流されて子供に習い事をさせる親も少なくないでしょう。しかし、他のママから好評だといって必ずしも我が子に合うとは限りません。

習い事デビューは就学前が当たり前の時代

「ママスタまなび」を運営している株式会社インタースペースは昨年秋、0歳から小学6年生の子どもがいるママスタユーザーを対象に、子どもの習い事に関する実態調査を行っています。

同調査によると、「現在お子さんは習い事をしていますか?」という問いに対し、82.7%の家庭で1つ以上の習い事をしていると回答。内訳は、習い事1つが25%、2つは28.3%で、3つ以上は29.4%でした。

また、習い事デビューの時期については、約9割の家庭が小学校入学前に習い事を始めていました。子どものいる家庭では習い事をすることが当たり前のようになっていることに加え、習い事の低年齢化が進んでいることを改めて認識させられる結果となっています。

習い事をしている子が多ければ、「うちも何か習い事をさせたい」と思い立った時、周囲のママ友に相談しやすい状況といえるでしょう。実際に、口コミを重視するママも少なくありません。