さらに、給油所数の新設・廃止の内訳をみると、下記の通りでした。
<平成22年度→令和元年度までの給油所新設・廃止の内訳>
- 新設:1708(運営者交替・継承を除く)
- 廃止:1万2428
新しい給油所は毎年登録されているものの、廃止のスピードに追い付いていないというのが実情のようです。
ガソリン車の今後について
電気自動車の販売シェアが伸びない一方、給油所(ガソリンスタンド)は年々減少していることがわかりました。
では、ガソリン車の今後はどのようになるのでしょうか。一般財団法人 自動車検査登録情報協会「自動車保有台数推移表(令和2年)」のデータを踏まえて考察してみます。
日本における乗用車の保有台数は、令和2年(2020年)3月末において「61,808,586台」でした。
乗用車の保有台数は2006年頃から横ばいの傾向が続いており、仮に次世代自動車が年に200万台新たに売れたと仮定しても、保有台数に占める割合としては3.2ポイント増加するにすぎません。