【コロナ禍】産業別は明暗が分かれる ▲20%以上の業種も…

ここからは、夏のボーナスを産業別にながめていきます。※カッコ内は前年比

  • 建設業…121万3192円(▲5.97%)
  • 製造業…80万9680円(▲2.88%)
  • 情報通信業…89万3004円(1.57%)
  • 運輸業、郵便業…61万5191円(▲6.59%)
  • 金融業・保険業…61万236円(▲5.20%)
  • 不動産業、物品賃貸業…50万313円(▲10.00%)
  • 医療、福祉…67万6130円(7.44%)
  • 教育、学習支援…133万2989円(0.06%)など

全体平均…74万3805円▲3.60%

全体的にマイナスが目立っています。特に不動産業、物品賃貸業は下げ幅が10%で、大きく減少しています。また、運輸業、郵便業もマイナス6.59%と比較的大きな減少がみられます。この内訳を見てみましょう。

  • 私鉄・バス…63万6268円(▲23.15%)
  • 道路貨物運送…57万6263円(13.53%)
  • その他運輸…80万7647円(9.40%)

私鉄・バスが大きく全体を押し下げていることがわかります。コロナ禍による緊急事態宣言の影響で、利用者が減っているのかもしれません。

一方で、情報通信業や医療・福祉は前年より伸びていることがわかります。コロナ禍の影響が、業種によって明暗がはっきり分かれる結果となりました。