予備知識その3 返礼品は「計画的」に受け取ろう

「面倒な確定申告もいらないなら、今年こそはふるさと納税デビューしたい!

と思ったら、早めに取りかかりたいのが返礼品選びです。

年末になってあわててふるさと納税をすませる方も多いのですが、返礼品には各自治体の魅力的な特産品が並んでいますので、意外と目移りしてしまいます。

また、特産品には「旬の食材」も多く、「年○回お届け」のように同じ商品が何度かに分けて届くものもあります。

返礼品毎に必要な寄附金額が設定されていますので、例えば5000円ずついろんな自治体に寄附することで日本各地の特産品のバリエーションを楽しむのもよし。寄附時期をズラして毎月定期的に返礼品が届くようにするもよし。

我が家では年数回受け取りのお米を主軸に、旬の果物やお肉を受け取っています。

ふるさと納税で受け取る返礼品で日々の食費を減らすこともできますし、お家に旬の食材が届くわくわく感も楽しめます。

せっかくのふるさと納税ですから、限られた寄附金上限の中で計画的に返礼品を楽しみたいですね。

お得な制度を、賢く使う。

ちなみに、ワンストップ特例を使いふるさと納税をした分の税控除は、翌年の住民税から控除(減額)されます。

そのため、「ふるさと納税=節税」ではなく、税金の前払いになります。

お得な制度には変わりありませんが、節税をしたい!という方はiDeCo(イデコ:個人型確定拠出年金)や生命保険料控除が使える保険商品などを検討されるとよいかもしれません。

iDeCoや保険は少しハードルが高いかも・・・と感じていらっしゃる方は、お金のプロに相談してみることもお勧めです。

参考資料

尾崎 絵実