老後のお金は「自分で作る」時代に
民間企業におつとめされている方の中には、昨今のコロナ禍の影響をダイレクトに受けていらっしゃる人も多いでしょう。
そんなときこそ、ご自身の資産状況をしっかり把握し、将来に備えていきたいものですね。
超低金利時代と言われるいま、銀行などの預貯金でお金を増やしていくことは難しいでしょう。そんな今こそ、お金に働いてもらうという発想、つまり「資産運用」に目を向ける好機であるともいえそうです。
資産運用のポイントのひとつとして、「運用期間をできるだけ長くとること」が挙げられます。時間を味方にすることで、リスクが軽減され、リターンが安定してきます。
そして、もう一つ味方につけておきたいものが、「信頼できる、お金のアドバイザー」です。
マネープランの見直しや、金融商品の選び方など、「お金」にまつわる悩みや疑問は、マネーの専門家にぶつけてみることをお勧めします。
ご自身に合う「お金の増やし方」が見つかるきっかけになるかもしれません。退職金だけに頼らない老後を迎えるために、はじめの一歩を踏み出されてはいかがでしょうか。
参考資料
- 株式会社マイナビ「マイナビ2022年卒公務員イメージ調査」
- 熊谷良子(LIMO)「公務員『退職金』だけで老後の暮らしは安泰か」
- 熊谷良子(LIMO)「公務員退職金『民間より手厚い』は本当か」
- 谷口裕梨(LIMO)「国家公務員の退職金「2000万円以上は何人?平均額はいくらか」
- 内閣官房内閣人事局「退職手当の支給状況(令和元年度退職者)」
- 総務省「平成31年地方公務員給与の実態」
- 厚生労働省「平成30年就労条件総合調査結果の概況 退職給付(一時金・年金)の支給実態」
吉田 奈都子