長期的な視野で「お金の流れ」を把握する
「老後破産」を避けるために、現役世代の私たちには何ができるでしょうか。
まずは、じゅうぶんに貯蓄を用意すること。そして、出費を抑えることが基本といえるでしょう。
そのためには、ていねいなライフプランを作成し、長期的な収入と支出を把握することから始めるとよいかもしれませんね。
セカンドライフを見据えた資金計画の見直しは、お金のプロの客観的なアドバイスを受けながら進めていくのも有効です。
いまの貯蓄状況をみたとき、「このまま老後を迎えたら、どんなリスクがあるのか」
そんな視点を持ちながら、ゆとりある老後を目指していきましょう。
参考資料
- 金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査]令和2年調査結果」
- 厚生労働省「生活保護の被保護者調査(令和3年2月分概数)の結果を公表します」
- 厚生労働省「社会保障審議会(生活困窮者自立支援及び生活保護部会)第1回 資料2 高齢者に対する支援のあり方について」
- 金融広報中央委員会「老後の生活費はいくらくらい必要と考える?」
鶴田 綾